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旗に関連した言葉 Z旗を掲げる 国旗掲揚マナー 旗によく使われる生地
国際オリンピック委員会 全旗 全衛生旗 衛生旗(労働衛生旗)
国際赤十字旗 Z旗 旭日旗(海軍旗) 世界の国旗の愛称

■旗に関連した言葉

バナー
Banner

日本では洋風な垂旗(たればた)を指す事が多い。またはホームベース型のフレンジ及び飾り房付きの紐等で装飾された各団体のマーク等が入った小型の旗を指す。ロータリークラブ旗やサッカーのエール交換に用いられる。
海外では旗すべてを指すが
特に①造形的表現に富む旗②吊るされた旗③紋章のみの旗④特に入念に費用をかけた複雑意匠の旗等を指すことが多い。
なお、インターネットの世界のバナー広告の語源はこの言葉から。

バンティング
Bunting
旗用の強くて目の粗い織物。風に良くなびく。元はウールであったが、現代では旗生地としてはアクリルバンティング、木綿バンティングなどが主流。最近の旗生地は染色技術も進み、丈夫で軽量化されたテトロン生地も開発されバンテイングではなく目の細かい織物も採用されている。
カントン
Cannton

旗の上隅の全体の4分の1程度の部分。アメリカ星条旗の星の部分。

フラッグ
Flag
国籍識別や団体識別のために建物や艦船に掲げる長方形の典型的な旗を指す。日本では旗を一般的にすべてフラッグと呼ぶ
フレンジ
Fringe
旗の縁に付ける撚りあわせた糸の装飾品。高級な刺繍旗やバナーに取り付ける。
JACK 主に軍艦の船首に掲げる小旗。イギリス国旗の「UNION JACK」はこの言葉から
半旗

半旗を揚げる。喪、哀悼の意味を表す。
「HALF-STAFF A FLAG」と英語では表現する。旗竿の頂部から下がった位置に国旗を掲げる。

竿元、流れ 旗は基本的にポールに掲揚して表も裏も見える事が基本となっている。風向きで変わるので左とか右とかでは間違いの元なのでポール側を竿元、はためく側を流れという。英語ではHoist(ポール側)、Fly(たなびく側)と称する
ペナント
Pennant
語源は装飾品のペンダントと同じで吊りさげる意味。今日ではスポーツ大会などの記念旗や表彰旗に使われる二等辺三角形状の旗を指す事が多い。
フラフ 英語Flagの事ををオランダ語でVlagと表記する。発音は「フラフ」。意味はフラッグと同じ。九州や関西地方で小さな垂れ旗をフラフと呼ぶ方もいるようです。
テーブルフラッグ 卓上旗と一般的にいう。
ミニフラッグ 多分、和製英語。テーブルフラッグや卓上旗と同意語。サッカーJリーグ発祥の時に各チームのミニチュアサイズのフラッグを発売し、その際の名称がミニフラッグだったのが一般化した。製造元のフラッグメーカーの造語と思われます。
竿頭
Ornament
旗竿の先につける装飾品。「かんとう」と読む。日の丸の場合は金色の玉を付ける。アメリカ国旗では鷲(イーグル)を付ける。テレビでよく見ると、オバマ大統領の演説時などは良く見かける。日本の麻生首相の場合は金色の玉がついた国旗が掲揚されている。
なお、竿頭は英語ではオーナメント「Ornament」と呼ぶ。
軍艦旗 国旗と軍艦旗を掲げた艦艇は、一般の商船と区別されて軍艦と呼ばれました。軍艦は国際法上本国領土の延長とみなされており、公海上、外国領域内でも外国政府の干渉を受けないという特権、さらに軍艦は主権に伴う尊敬と礼遇を受けるものとする特権を有していました
Z旗(ゼット旗) 「Z旗を掲げる」と言う慣用句で、「全員それぞれが全力を投入して、一丸となって奮闘する」の意味。日露戦争の日本海海戦での東郷元帥の言葉が由来となっている。
旗艦 英語ではFlagship。艦隊において司令官の乗る軍艦。
チェーン店等で旗艦店というと主力店のことをいう。
旗幟鮮明
きしせんめい
英語ではShow the flag!という。主義態度などを明らかにすること。
白旗を掲げる 交戦中に、交渉を要求する場合。または降伏を意味する。
旗色 旗色とは戦争・勝負事などの成り行き。戦場での軍旗の翻る様子で戦況を知ろうとした事。「旗色が悪い」は形勢が良くない、分が悪いと言うこと。
旗を挙げる、立てる、掲げる 新規に事業をはじめること、新たに兵をあげること。
旗を振る 労働運動,政治活動などで集団の先頭に立って活動すること。
旗を巻く 降参する、手を引くこと
旗日(はたび) 国民の祝日。国旗をあげて祝う日。
旗印 古く戦場での目印として立てる旗に描かれた紋や文字。転じて政治的・思想的な主義主張。
旗下 将軍の旗印の下。転じて特定の考え方・主張の影響下。
反旗を翻す 反逆して敵対する事。
錦の御旗(にしきのみはた)
錦旗(きんき)
鎌倉時代以降、朝敵を征討する官軍の旗印。明治維新などにも使われた。
転じて、自分の行為主張を権威つけるために掲げる名分の事を言う。
旗手 文字通りオリンピックの入場等で旗を持つ人の事だが、思想芸術などで先頭に立って率先して活躍する人を指す。
横断幕 道路を横断して張られたところから名づけられた。宣伝用の用途に用いられる。
幕開け・幕引き 舞台での用語から転じて、始まりと終わりを意味する。「新時代の幕開け・・・・」「自ら幕を引いた・・・・」というように使う。
一流 いちりゅう(ひとながれ)と読む。旗の数え方
暖簾分け 年季を果たした者に屋号を分け独立させる事
暖簾が古い 老舗として信頼のあるお店と言う意味




■「Z旗を掲げる」

Z旗を掲げる

この慣用句も最近はあまり耳にしませんからご存知ない方もいるかもしれません。

以前,某大手自動車メーカーの販売会社が全営業所に配布して自動車販売キャンペーンを成功させる旗印に使用したとのことでした。ただ、「Z旗」の意味を知らないとちょっとピンと来ないかもしれません。
「Z旗」は元々は船同士の連絡のための国際信号旗の一つで、アルファベットのZを示す信号です。単独では「引船が欲しい」の意味を示すそうです。国際的には、そういう意味しかないそうです。
「Z旗を掲げる」という慣用句は日本独自の特別な意味という事です。

明治38年(1905年)5月27日日露戦争でロシアバルチック艦隊を日本海で迎え撃つ日本連合艦隊は
戦力の劣勢をカバーするために、有名な敵前T字戦法で圧倒的な勝利をします。ロシア艦隊の前方で日本連合艦隊は突然大きく舵を切って横向き(相手に日本艦隊の横腹を見せる状態)になります。
ロシアの艦砲射撃にさらされる事になる危険な捨て身的な戦法です。「肉を切らして骨を絶つ」ということなのでしょう。横向きになった時点で、形勢逆転で日本連合艦隊は後部に搭載されている艦砲まで
威力を発揮できる訳です。結果はロシア艦隊は壊滅状態になります。
有名な日本海海戦です。

この海戦に際して連合艦隊司令長官東郷平八郎大将は旗艦の戦艦「三笠」上で有名な訓示とともにZ旗を掲げて全艦隊の士気の高揚を図りました。

余談ですが司令官の乗っている軍艦を「旗艦」といいます。英語では「フラッグシップ」です。旗という言葉はいろんな意味で使われます。

この時のZ旗の訓示が有名な言葉「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」です。これは最高の名文と思います。
この日本海海戦では、信号旗としてZ旗にこの言葉を割り当てただけでZ旗自体に特別な意味はありませんでした。しかし、この海戦で大勝利してから日本海軍ではZ旗は重要な意味を有するようになります。以後の日本海軍の海戦ではZ旗を掲揚することが慣例化されるようになったそうです。
ハワイ真珠湾攻撃の航空隊の発艦時にも航空母艦のマストにZ旗を掲げ士気を大いに奮い立たせたといわれています。

現在では「Z旗を掲げる」という慣用句として、スポーツ・企業において「全員それぞれが全力を投入して、一丸となって奮闘する」の意味で使用されています。

その他のエピソードとして「Z」はアルファベットの最後の文字なので「もう後がない→最後の決戦」という意味からZ旗が採用されたとか・・・・

日産自動車の名車「フェアレディZ」はZ旗を掲げて開発に取り組んだ事から名前がついたとか・・・・

前述の自動車販売会社も背水の陣で全社一丸で販売活動されたのでしょう。

旗にはいつの時代でも人々を団結させるパワーがあるように思います。




■国旗掲揚マナー

国旗掲揚マナー

★国旗掲揚の基本原則
  1. 国旗は、国家国民を象徴するシンボルとして掲揚されるものです。 汚れたり、破損したりしたものを使用してはいけません。                                                  
  2. 国旗を旗竿(ポール)に掲揚する場合は、常に旗竿の最上部(竿頭)に接して掲げる。また、三脚などを使用する場合は、国旗を地面につけてはいけません。                           
  3. 日本国旗と外国国旗を同時に掲げる場合には、国旗の大きさは同一で、旗竿の高さも同一とします(壁に掲揚する場合も、同一の高さとします)。
  4. 外国国旗を日本国旗と併揚する場合、国によっては、革命や国家元首の交替などに伴い、国旗の図柄がその全部または一部変わる場合があります。事前に国旗のサイズ(縦・横の比率)および図柄について確認することが必要です。
  5. 自国の国旗(日本国旗)を掲げることなく、外国国旗のみを掲げない。
  6. 1本のポールに2ヶ国以上の国旗を掲げない。
  7. 2ヶ国の国旗を掲揚する場合、国旗掲揚の上位の位置とは、内側から見て右側、すなわち外側から見て左側となります。
  8. 通常、国旗と団体旗は併揚しません。ただし、併揚する場合には、国旗は団体旗よりも大きく、団体旗よりも高く掲揚する。
  9. 複数の国旗を掲揚する場合、国旗と、国旗とは性格を異にする旗(団体旗など)を掲揚する場合は、最上位の旗を最初に掲揚します。また、降納の場合は、最上位の旗を最後とします。
  10. 国旗の掲揚は、通常、日の出(または始業時)から日没(または終業時)までとします。
  11. 雨天の場合は、通常、国旗は屋外には掲揚してはいけません。
  12. 弔意を表わす場合は、半旗を掲げることがあります。その手順は、ポールの場合、一度旗竿の最上部まであげてから半旗の位置まで下げます。
  13. 国旗掲揚の際は、起立して姿勢を正し、目礼または脱帽して国旗に敬意を表わすのが国際的な慣例となっています。

★掲揚の具体的方法
日本国旗と外国国旗を併揚する場合
  国旗は、原則として自国旗に最優先権が与えられますが、今日、日本では、とくに外国に敬意を表わすという意味から、外国国旗をポールまたは壁に向かって左側(上位席)に、日本国旗を右側に掲揚するのが一般的な形となっています。(なお、アメリカ、フィリピンなど自国旗優先主義をつらぬいている国があります)。ポールを使用する場合は、併立するのも交差するのも可能です。ただし、交差する場合の国旗の位置は、向かって左側に外国国旗、右側に日本国旗となる点は変わりありませんが、ポールの交差する部分が外国旗が手前になるので、注意が必要です。       
三カ国以上の国旗を掲揚する場合 
(a) 三カ国の場合通常、日本国旗を中央に、他の二カ国の国旗は、国連方式による国名アルファベット順にしたがって先順位の外国国旗を日本国旗の向かって左側に、そして他の一国の国旗を右側に掲揚します。壁に掲揚する場合、スペースの関係で複数の国旗を横に並べて掲揚できない場合には、各国旗を縦向きに掲揚することも可能ですが、この場合、たとえば、アメリカ合衆国の星条旗やオーストラリアなど、旗の左上部の小区画(カントン)がある国旗については、必ずカントンが右上方(向かって左上方)にくるようにしなければなりません。
(b)
四カ国以上の場合通常、国連方式による国名アルファベット順に従って、ポールまたは壁に向かって左から右へ羅列してゆく方法が一般的ですが、たまたま国の数が奇数の場合には、日本国旗を中央に配して外国国旗をアルファベット順に交互左右に配列してゆく方法があります。             
卓上旗
国旗掲揚の仕方は、基本的に上記を同様です。                               
国旗と団体旗を併揚する場合
国旗は一国を代表するものですから、国旗と団体旗を併揚することは厳に避けるべきでしょう。しかし、どうしても併揚せざるを得ない場合は、国旗は団体旗よりも大きくし、また、団体旗よりも高く掲げなければなりません。したがって、こうした掲揚の仕方は、屋内で、しかも壁などに掲揚する場合には可能ですが、屋外にある高さが同一のポールへの掲揚は、不可能となるわけです。いずれにしても、国旗と団体旗の併揚は厳に慎むべきでしょう。


参考出典:「国際儀礼に関する12章プロトコール早わかり」外務省外務報道官/編集.財団法人世界の動き社/発行)



■旗に良く使われる生地について


(1)テトロン(ポリエステル)
1941年にイギリスで発明された合成繊維であり、日本では1957年から東レ、帝人(商標名 テトロン)が工業生産を始め、現在では多くの合成繊維メーカーが生産し、世界でも最も多く生産されている合成繊維です。
正式名称は「ポリエステル」ですが、「テトロン」が代名詞的な存在です。ポリエステルと言う言葉は「ポリエチレン」や「ポリプロピレン」といった他の繊維と誤解や混同しやすい場合あります
なお、「エステル」という呼び方もありますが、これも同じものです。
用途に応じてテトロンの糸の太さや織り方により各種生地ができています。

旗で使われている主なテトロン生地
テトロントロピカル 太い糸で織られた厚手の丈夫な生地ですが、軽く風にもよくなびきます。
テトロントロマット 太い糸で織られた厚手の生地でトロピカルよりコシがあります。厚手のため風にはなびきませんが、重厚感があります。
テトロンスエード 光沢があり高級感と華やかな雰囲気のある生地。光沢のある生地なので色鮮やかに染めあがります。
テトロンポンジ 細い糸で織られた薄手の生地で、丈夫で風に良くなびきます。低価格な生地なのでのぼり旗等街中で飾られる広告旗に採用されることが多いです。


テトロン生地の一般的な特長は下記の通りです。
テトロンの特長 テトロンはサラッとした爽やかでしなやかな風合いがあります。繊維に強度があり耐久性・磨耗性に優れています。
吸湿性が低く、雨に濡れても乾きが早い。
弾性力があり繊維にハリ、コシがあり、シワになりにくく、シワの回復力が早い。
繊維自体に抵抗力が強く、カビ、虫、細菌などに影響がすくない。保管時に心配が少ない。

余談
旗の話とは関係ありませんが、ちょっと余談です。
身近でもテトロン(ポリエステル)の特長を生かしたウェアがあります。ワイシャツでもノーアイロンシャツは、テトロンの「シワになりにくい」という特長を生かしています。ただ、コットン100%シャツのシワの感じが好きという方もいますけど・・・・・。テトロンの「吸湿性が低い事」等を利用したスポーツウェアも出ています。速乾性ウェアとかドライウェアとか呼ばれてます。運動するとコットンのウェアは汗を吸収してビショビショになってなかなか乾かないので、体を冷やしてしまうそうです。
最近のテトロン製の高機能ウェアはあまり汗を吸収せず、特殊加工で汗を発散させるため
あっという間に乾いてしまい、快適にスポーツできるそうです。


(2)アクリル
アクリルの主原料はアクリロニトリルという石油から作られるもので19世紀末に発見されました。これを繊維化に成功したのは1944年、日本では1956年~1959年にかけてポリエステルと相前後して工業生産されるようになりました。アクリルはウールや綿、シルクなどより比重が軽い繊維で、ふっくらとした感触と適度の保湿性を持っており染色堅牢度が非常に良い繊維です。
合成繊維の中では最も羊毛に似て、柔らかく、暖かみのある肌触りの繊維です。
なお、日本エクスラン工業のアクリル繊維の商標は「エクスラン」、三菱レーヨンの商標は「ボンネル」で
どちらもアクリル繊維の代名詞になっています。

旗で使われている主なアクリル生地
アクリルバンティング 丈夫で、軽く風によくなびきます。ウールに似て柔らかく、暖かみのある生地です。
公式行事や官公庁の旗に採用される事の多い生地です。高級感があります。


アクリル生地の一般的な特長は下記の通りです
アクリルの特長 アクリルはウールに似て柔らかく、暖かみのある風合いがあります。
ウールなどと比較して繊維に強度があり耐久性・磨耗性に優れています。
吸湿性が低く、雨に濡れても乾きが早い。シワになりにくく、シワの回復力が早い。
繊維自体に抵抗力が強く、カビ、虫、細菌などに影響がすくない。保管時に心配が少ない。
発色が色鮮やか

(3)木綿
繊維は天然繊維と合成(人造)繊維に大きく分かれます。合成繊維は上記のテトロンやアクリルが代表的な繊維です。天然繊維はウール(羊毛)、シルク(絹)、木綿があります。木綿は紀元前2300年ごろから衣料原料に利用されたと伝えられています。大量に栽培されるのは18世紀後半の紡績機械発明以後の事だそうです。木綿は和風の「のぼり旗」やお店の風格を表現する「のれん」に使われます。
コスト的には少し割高ですが和風を表現したい時は、化学繊維にない雰囲気や風合いがあります。

天竺 平織りの定番生地です。天竺は「テンジク」と読みます。天竺木綿と一般的には呼びます。はじめインド地方から輸入されたため、この名が出たと言われています。海外ではT-clothと呼ばれています。
金巾(カナキン)より糸が太く、地も少し厚いです。和風のぼり旗やのれんに良く使われます。
また旗以外では、イベントなどの除幕式、会社の受付の白布、選挙の机の白布、シーツ、Tシャツとしても使われています。
金巾 金巾は「カナキン」と読みます。英語ではシャーティングと呼ばれています。平織に織った定番の綿織物。綿織物の中では、薄手生地です。聞きなれない言葉ですが語源は、ポルトガル語といわれています。和風のぼり旗やのれんに良く使われます。旗以外では敷布、テーブルクロス、ハンカチーフ、
捺染して夏のブラウスなどにも使われます。



 <いろいろな旗>
■国際オリンピック委員会International Olympic Committee(I O C)
オリンピック旗
オリンピックマーク、いわゆる五輪マークは、青・黄・黒・緑・赤の五色の輪を重ねて連結した形で、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア五大陸を意味しています。どの色の輪がどの大陸をあらわしているかという意味はないと言うのがIOCの公式見解です。
5つの輪は五大陸の友愛と親交の象徴で、世界(World)の頭文字Wをかたどっています。
1914年にIOC設立20周年記念式典で発表されました。
1920年アントワープ大会からこの旗は掲揚されています。
■安全旗
安全旗

1919年(大正8年)に開催された日本で最初の「安全週間」の際に、蒲生俊文の発案による白地に緑十字のデザインが「安全旗」として採用されることになりました。
そのシンボルマーク案に挙がったのが蒲生俊文考案の白地に緑色の十字を置いた緑十字と、棚橋源太郎考案の青地に白線を2本引いたものです。蒲生俊文は十字を西洋においては仁愛、東洋においては福徳の集まるところの象徴するものとして説明。議論の結果、緑十字が採択された。この安全旗のデザインは、現在も使われています。

なお、安全週間に使われる「安全第一」という標語は、1910年代のアメリカ合衆国で流行が始まっていた安全運動の標語「セーフティー・ファースト(Safety First)」を日本語訳したものです。1900年代初頭、アメリカ国内では不景気のあおりを受け、労働者たちは劣悪な環境の中で危険な業務に従事していました。結果、多くの労働災害に見舞われていました。当時、世界有数の規模を誇っていた製鉄会社、USスチールの社長であったエルバート・ヘンリー・ゲーリーは労働者たちの苦しむ姿に心を痛めていました。 熱心なキリスト教徒でもあった彼は人道的見地から、当時の「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の経営方針を抜本的に変革。 「安全第一、品質第二、生産第三」としました。この方針が実行されると、労働災害はたちまち減少しました。 品質・生産も上向いた景気の波に乗り、この安全第一という標語はアメリカ全土に、やがて世界中に広まりました。

■安全衛生旗
安全衛生旗
■衛生旗(労働衛生旗)
衛生旗
■国際赤十字International Red Cross(I R C)
赤十字旗

スイス国旗
上記のスイス国旗の原型はすでに1240年には記録に残っているそうです。赤の地色は神聖ローマ帝国の主権と力もしくは戦う戦場の「血の色」,白十字はキリスト精神といことで1339年に「赤地の盾に聖なる白い十字を表し・・・・」という記録が残っているそうです。国旗としては1889年に現在の形に制定。

「国際赤十字」(IRC)の旗ですがスイスの旗と似ていますね。
国際赤十字は1863年にスイスのアンリ・デュナンの提唱で人道的な立場から敵味方の区分なく負傷者を救済する目的で創設された機関。この旗は赤十字創設に尽力したデュナンやその祖国スイスに敬意を表してスイス国旗の配色を反転させて1864年に制定されたものです。似ていて当然なわけです。

なお、十字には宗教的な意味合いはないとされていますがイスラム諸国は十字を嫌い三日月をあしらった図柄を採用しています

■Z
Z旗を掲げる

「Z旗を掲げる」を参照ください

旭日旗
海軍旗旭日旗
明治22年(1889年)「海軍旗章条令」により、白地に紅の日章と16条の旭光を配する旭日旗が、旧日本海軍の軍艦旗として制定されました。それ以来、旧日本海軍の艦艇は船首に国旗日の丸(日章旗)、船尾に軍艦旗(旭日旗)を掲揚するようになりました。戦闘になると軍艦旗は中央マストに掲げられ戦闘旗と呼ばれました。
軍艦旗は、鎮護国家と国権擁護の任務をもつ旧日本海軍軍艦の象徴でした。軍艦旗に対しては常に崇敬の念を抱かなければならないとされていました。国旗と軍艦旗を掲げた艦艇は、一般の商船と区別されて軍艦と呼ばれました。軍艦は国際法上本国領土の延長とみなされており、公海上、外国領域内でも外国政府の干渉を受けないという特権、さらに軍艦は主権に伴う尊敬と礼遇を受けるものとする特権を有していました。
現在、自衛隊で旭日旗を海上自衛艦旗として使用しています。
■世界の国旗の愛称
日本 日章旗 日の丸 日章旗
台湾  台湾旗 青天白日・満地紅旗(せいてんはくじつ・まんちこうき)
韓国 韓国旗 太極旗(てぐき・たいきょくき)
中国 中国国旗 五星紅旗(ごせいこうき)
ベトナム ベトナム国旗 金星紅旗(きんせいこうき)
トルコ トルコ国旗 新月旗・月星章旗
英国 イギリス国旗 Union Jack(ユニオンジャック)
デンマーク デンマーク国旗 Dannebrog(ダンネブロ・赤い布の意味)
フランス フランス国旗 Tricolore(トリコロール・三色旗)
アメリカ 星条旗 Stars and Stripes(星条旗)
カナダ カナダ国旗 Maple Leaf Flag(カエデ旗)
南アフリカ 南アフリカ国旗 Rainbow Flag(レインボーフラッグ)
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