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世界の国旗・その他地域 国際旗等

世界の国旗の話題・解説・由来などのご紹介(地域:その他地域・国際旗)
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◆その他の地域の旗
イングランド England

グアム Guam

国際連合旗 United Nations(UN)

スコットランド Scotland

台湾(中華民国) Taiwan
国名は先住民が渡来した漢民族をターヤン(外来者の意味)と呼んだことが由来となっている。
現在中国は自国の一部とみなしているが、実態は中国主権の及ばない共和制国家と言える。
国旗は辛亥革命を導いた孫文が考案したと言われている。
1928年以来、中華民国の国旗として使用されてきた。「青天白日・満地紅旗」、通称「青天白日旗」と呼ばれる。
赤白青は孫文の唱えた三民主義、赤は民族主義(民族の独立性)で自由、青は民権主義(人民が統治する権利)で正義、白は民生主義(人民の社会的平等)で友愛を表している。
また、青地に白の太陽は自由と平等の象徴と言われる。12本の光線は、午前午後を二分する12刻あるいは十二支を意味するという。



パレスチナ Palestine

プエルトリコ Puerto Rico

香港 Hongkong

マカオ Macao

EU(ヨーロッパ連合) European Union(EU)

旭日旗(海軍旗・軍艦旗)
明治22年(1889年)「海軍旗章条令」により、白地に紅の日章と16条の旭光を配する旭日旗が、旧日本海軍の軍艦旗として制定されました。それ以来、旧日本海軍の艦艇は船首に国旗日の丸(日章旗)、船尾に軍艦旗(旭日旗)を掲揚するようになりました。戦闘になると軍艦旗は中央マストに掲げられ戦闘旗と呼ばれました。
軍艦旗は、鎮護国家と国権擁護の任務をもつ旧日本海軍軍艦の象徴でした。軍艦旗に対しては常に崇敬の念を抱かなければならないとされていました。国旗と軍艦旗を掲げた艦艇は、一般の商船と区別されて軍艦と呼ばれました。軍艦は国際法上本国領土の延長とみなされており、公海上、外国領域内でも外国政府の干渉を受けないという特権、さらに軍艦は主権に伴う尊敬と礼遇を受けるものとする特権を有していました。
現在、自衛隊で旭日旗を海上自衛艦旗として使用しています。


IOC(国際オリンピック委員会)International Olympic Committee(IOC)
オリンピックマーク、いわゆる五輪マークは、青・黄・黒・緑・赤の五色の輪を重ねて連結した形で、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア五大陸を意味しています。どの色の輪がどの大陸をあらわしているかという意味はないと言うのがIOCの公式見解です。
5つの輪は五大陸の友愛と親交の象徴で、世界(World)の頭文字Wをかたどっています。
1914年にIOC設立20周年記念式典で発表されました。
1920年アントワープ大会からこの旗は掲揚されています

国際赤十字旗 International Red Cross(IRC) 

スイス国旗の原型はすでに1240年には記録に残っているそうです。赤の地色は神聖ローマ帝国の主権と力もしくは戦う戦場の「血の色」,白十字はキリスト精神といことで1339年に「赤地の盾に聖なる白い十字を表し・・・・」という記録が残っているそうです。
国旗としては1889年に現在の形に制定。

「国際赤十字」(IRC)の旗ですがスイスの旗と似ていますね。
国際赤十字は1863年にスイスのアンリ・デュナンの提唱で人道的な立場から敵味方の区分なく負傷者を救済する目的で創設された機関。
この旗は赤十字創設に尽力したデュナンやその祖国スイスに敬意を表してスイス国旗の配色を反転させて1864年に制定されたものです。
似ていて当然なわけです。
なお、十字には宗教的な意味合いはないとされていますがイスラム諸国は十字を嫌い三日月をあしらった図柄を採用しています。

Z旗
明治38年(1905年)5月27日日露戦争でロシアバルチック艦隊を日本海で迎え撃つ日本連合艦隊は
戦力の劣勢をカバーするために、有名な敵前T字戦法で圧倒的な勝利をします。ロシア艦隊の前方で日本連合艦隊は突然大きく舵を切って横向き(相手に日本艦隊の横腹を見せる状態)になります。
ロシアの艦砲射撃にさらされる事になる危険な捨て身的な戦法です。「肉を切らして骨を絶つ」ということなのでしょう。横向きになった時点で、形勢逆転で日本連合艦隊は後部に搭載されている艦砲まで
威力を発揮できる訳です。結果はロシア艦隊は壊滅状態になります。
有名な日本海海戦です。

この海戦に際して連合艦隊司令長官東郷平八郎大将は旗艦の戦艦「三笠」上で有名な訓示とともにZ旗を掲げて全艦隊の士気の高揚を図りました。

余談ですが司令官の乗っている軍艦を「旗艦」といいます。英語では「フラッグシップ」です。旗という言葉はいろんな意味で使われます。

この時のZ旗の訓示が有名な言葉「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」です。これは最高の名文と思います。
この日本海海戦では、信号旗としてZ旗にこの言葉を割り当てただけでZ旗自体に特別な意味はありませんでした。しかし、この海戦で大勝利してから日本海軍ではZ旗は重要な意味を有するようになります。以後の日本海軍の海戦ではZ旗を掲揚することが慣例化されるようになったそうです。
ハワイ真珠湾攻撃の航空隊の発艦時にも航空母艦のマストにZ旗を掲げ士気を大いに奮い立たせたといわれています。

現在では「Z旗を掲げる」という慣用句として、スポーツ・企業において「全員それぞれが全力を投入して、一丸となって奮闘する」の意味で使用されています。

その他のエピソードとして「Z」はアルファベットの最後の文字なので「もう後がない→最後の決戦」という意味からZ旗が採用されたとか・・・・

日産自動車の名車「フェアレディZ」はZ旗を掲げて開発に取り組んだ事から名前がついたとか・・・・

安全十字旗
1919年(大正8年)に開催された日本で最初の「安全週間」の際に、蒲生俊文の発案による白地に緑十字のデザインが「安全旗」として採用されることになりました。
そのシンボルマーク案に挙がったのが蒲生俊文考案の白地に緑色の十字を置いた緑十字と、棚橋源太郎考案の青地に白線を2本引いたものです。蒲生俊文は十字を西洋においては仁愛、東洋においては福徳の集まるところの象徴するものとして説明。議論の結果、緑十字が採択された。この安全旗のデザインは、現在も使われています。

なお、安全週間に使われる「安全第一」という標語は、1910年代のアメリカ合衆国で流行が始まっていた安全運動の標語「セーフティー・ファースト(Safety First)」を日本語訳したものです。1900年代初頭、アメリカ国内では不景気のあおりを受け、労働者たちは劣悪な環境の中で危険な業務に従事していました。結果、多くの労働災害に見舞われていました。当時、世界有数の規模を誇っていた製鉄会社、USスチールの社長であったエルバート・ヘンリー・ゲーリーは労働者たちの苦しむ姿に心を痛めていました。 熱心なキリスト教徒でもあった彼は人道的見地から、当時の「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の経営方針を抜本的に変革。 「安全第一、品質第二、生産第三」としました。この方針が実行されると、労働災害はたちまち減少しました。 品質・生産も上向いた景気の波に乗り、この安全第一という標語はアメリカ全土に、やがて世界中に広まりました。

衛生旗(労働衛生旗)

安全衛生旗




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