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世界の国旗・エチオピア
エチオピア Federal Democratic Republic of Ethiopia


エチオピアはアフリカ最古の独立王国です。シバの女王の国[Country of the Queen of Sheba]などとも通称される
その名は旧約聖書にも現れ、伝説によると紀元前10世紀頃、エルサレムのソロモン王と南アラビアのシバ女王との間に出来た子息メネリクにより建国されたことになっています。

緑・黄・赤の三色はメネリク2世にまで遡り、1895年に初めて国旗として用いられた。
緑・黄・赤はエチオピアの伝統的な宗教色ですが、エチオピアの3地方を表すとも、また緑は大地と肥沃、黄色は自然の富と平和、赤は愛国心と力の象徴、またキリスト教の三位一体や神学上の教えである信仰・希望・愛を表すともいわれています。
中央の「ソロモンの封印」または「ソロモンの星」とよばれる星型の標章が1996年に加わった。これは、国家と国民の結合と発展の象徴で、青は平和の色とされる。
この星型はイスラエルではダビデの星と呼ばれます。聖書では天国への鍵、魔除け、であり霊感や完璧を表すそうである。

エチオピアは植民地時代にも独立を保っていた為、1950〜1960年代に独立した他のアフリカ諸国の多くがエチオピア国旗の配色である緑・黄色・赤の三色を、汎アフリカ色、理想のシンボル色として採用したと言われる。

■ラスタファリ運動
エチオピア皇帝ハイレ・セラシェ(皇太子時の名前 ラスタファリ・在位1941-1974)が皇帝の座についたとき、何人かのジャマイカ人が、これを「全黒人の救世主」の誕生と受けとめ、ジャマイカの黒人指導者マーカース・ガーベイの教えを軸に、聖書、特に旧約と黙示録からの独特の解釈を持った反白人キリスト教的な思想をつくりあげた。ラスタファリ運動とはその皇太子の名前をとって付けられた他称( 蔑称でもあったらしい) 。彼らの思想では、ジャマイカ人自らをイスラエルの失われた十二部族の末裔とし、ZIONなるアフリカ・エチオピアへの帰還を熱望。ハイレ・セラシエをキリストの再来とまでみなした。初期の信条には、「まもなく黒人は、過去の残虐さゆえに白人に復讐し、白人を服従せしめるであろう」という過激なものもあり、イギリス側から相当な弾圧を受けた。アフリカへの思いは、祖国を離れて生きざるをえなかった黒人達に共通して、根強いものだった。

ラスタ・カラーといわれる赤・黄・緑は、彼らのユートピアたるエチオピアの国旗の色で、それぞれ地・太陽・自然を表す。ちなみにジャマイカの国旗の色は緑・黄・黒が基調。ジャマイカの世界的有名なミュージシャン、ボブ・マーレー(1945-1981)は、独特のリズムをもつレゲエの確立者ですが、音楽活動にもこのエチオピア国旗のカラーをよく用い、ラスタファリ運動とレゲエ音楽の普及とともにこの国旗のカラーも世界中に広まっていったと言われています。
■エチオピア国旗の緑・黄色・赤の三色(汎アフリカ色、理想のシンボル色)の影響のあるアフリカ諸国の国旗
ガーナ カメルーン ギニア ギニアビサウ
コンゴ サントメプリンシペ ジンバブエ セネガル
中央アフリカ トーゴ ブルキナファソ ベナン
マリ モザンビーク モーリシャス

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